美容院で理想のヘアカラーをオーダーする方法

ヘアカラー

美容院で理想どおりの髪色をオーダーするのは、難しいものです。パーマや髪型なら数日後にカットし直したりパーマをかけなおしてもえば良いですが、想像した髪色と違っていても我慢してやりすごしていました。知り合いの美容師さんいわく、言葉で好きな髪色を伝えるのは、難しいことです。

 

ヘアカタログや写真を持参するのがベスト

 

ヘアカタログを持っていくお客さんの大半は遠慮がちに「こんなかんじ」とお願いするようです。日本人ならではの奥ゆかしさです。でも写真が一番正確に伝わるので遠慮は禁物。元々の髪のダメージや白髪の量で仕上がりは変わりますが最初のオーダーで「おまかせします」「いつもと一緒で」より「こういう髪色が好き」「こういう髪色は嫌い(苦手)」を伝えると良いそうです。ご自分がなりたいイメージ(清楚系、上品系、クール系、カワイイ系、キレイ系)となりたくないイメージ(痛みが目立つ明るい髪色、昔のとうもろこし風味のヤンキー色、時代遅れな茶髪ヤンママ風、ヤマンバ風→絶滅危惧種wなどにはしないで欲しいといった嫌い、苦手、嫌)を最初に決めておくと良いんですね。髪色を「おまかせ」でお願いする人は、自分がなりたいイメージを明確に描いていないことが多く「おまかせ」といったわりには後からイメージと違ったなと思うものなのだそうです。

 

失敗しないヘアカラーオーダーの仕方

色味

ヘアカタログや写真を持っていく人の多くが遠慮がちだそうですがイメージ画像のモデルの顔など美容師さんは、見ていないので恐縮する必要はありません。鼻で笑われることもありません。色味は、アッシュグレー、カッパー、ピンク系、ブラウン系とあります。カッパー系、アッシュ系、ブラウン系にも、「暗いトーン」「明るいトーン」で印象が変わります。近々イベントがあるなら(結婚式、法事、卒業式、入学式、同窓会など)屋内(屋外)でキレイに見られたいなどの希望も合わせて伝えます。

 

「ナチュラルで自然に見えるカワイイ系のアッシュ」「トーンを抑えながら重くならない黒髪に近いグレージュ」「職場でも浮かない色味にしたい、自然にやさしくふんわり上品な印象のブラウン系」「グラデーションをつけて動きのある髪色に」などです。

 

お客側のイメージするアッシュと美容師側がイメージするアッシュは違うため写真があるとお互いの溝が埋まりやすいのです。


似合う色味、似合わない色味

髪色

髪の色味は、年齢や肌の色、瞳の色で似合う似合わないがあります。私は、美容院で「グレージュとアッシュ、50代の私に合うのはどっち?」と直接聞きました。美容師さんの話によるとグレージュはグレーとベージュの混じった色でくすんだ色だから若い子向き。アッシュは透明感があるから若々しい印象になるそうです。

 

若いときは、大人っぽく見られたかったけれど今は、「カワイイ」と褒められたほうがうれしいです。だから「カワイイ」のイメージをふくらませてオーダーしました。自分が思う「かわいい」がどっち寄りかというところを伝えます。「フェミニン」「ふんわり」「キュート」「上品」「キレイ」「元気」「若々しい」「やわらかい」「セクシー」「色っぽい」「大人っぽい」から2つぐらいチョイスして「若々しく見えて上品でカワイイ感じが好きです」とオーダーします。若々しく見えるようにしてください!ではなくて、自分の見られたい印象を伝えるんですね。カワイイにもキレイ系のカワイイと、品が良い上品系の可愛さとクールビューティ系のかわいいがあるので、その部分をピンポイントで伝えると美容師さんとのやりとりの中で、本人が納得感と満足感が得られるオーダーができるのです。

 

職場(仕事)で注意されない浮かない髪色

接客

知り合いの美容師さんは、明るすぎる髪色がNGの職業もありますよ!とのこと、マニュアルで髪色は7番までとか9トーンまでと決まっている職場もあります。→9番より上になると見た目にもかなり明るいそうです。

 

病院の医療事務、歯科助手、看護師さん看護学生さん(実習はじまる前はOK)、介護職(特養)、公務員、教員の方、ドラッグストアの店員さん、接客業もお客様に不快な印象を与えるので明るすぎる茶色は、NGです。制服やスーツを着用する会社や人と直接関わる仕事は、概ね浮かない暗いトーンで規則も厳しいです。

 

反対に髪色髪型が自由な職種は、顔が見えないコールセンター勤務や美容関係の方々です。私の友人(農家)は、髪がピンク色ですし、芸術家の友人は、アフロで自由奔放です。接客業も(お客様に不快な印象を与えるため明るすぎる茶色は、NGです。

 

髪の色が暗いと重く見えてしまいます。真面目な固い印象になるので、私服を着ても地味になってしまいます。華やかさも欠けて不満が残るようならダークトーン(ダークブラウンやマットブラウン)などの色味があります。ホームカラーでオレンジ系や若く見せたくて明るい茶色にしている人がいますが逆に老けて見えてしまいます。結局職場でも注意を受けにくくどのような場所でも浮かないのは、透明感のあるアッシュグレー系やグレージュでこれらは日本人に似合う色です。


男性が好きなヘアカラー、男子ウケしやすい髪色

横顔

男子ウケが良いのは茶髪より黒髪です。でも男子が思っている「黒髪」は、カラスのような真っ黒の髪の毛ではなく「ブルージュ+ハイライト」「ブルージュ」「アッシュ」「アッシュベース+ハイライト」「ブルーブラック」のような色味をしっかりつけつつ暗めのトーンに清楚な印象を持つようなのです。

 

ブルージュやアッシュ、ブルーアッシュは、日本人の肌色や瞳の色に合う色味です。アッシュグレーは透明感もあります。男子にモテたいならアッシュかアッシュグレーが良いですね。年齢にもよりますがベージュ系だと若々しく見えます。フォギーベージュや、クリームベージュだとカワイイ印象を持たれます。ツヤ感重視しなければグレージュも万人ウケして誰にでも似合う色味です。

 

どんな髪色でもツヤ感が大事です♪男子の目線も気になりますが案外と女性同士の視線のほうが気になったりするものですよね??

 

 

シャンプー&コンディショナー


イエローベースに似合う髪色・ブルーベースに似合う髪色

似合う髪型

美容室美容師さん:「髪の色どうしましょうか?黒い髪に染めると○○さんの髪質だと重く見えてしまいそうですね。若々しく見せたいなら色味をつけた方が抜け感があって上品に若く見えます
女性私:「いかにも染めてます!っていうヤンキーやとうもろこしみたいな明るさは嫌いなので、品が良い色にしてください。
美容室美容師さん:「○さん青系の洋服お似合いですもんね
女性私:「いや〜自分は好きな色っていうわけではないですけど、青系の洋服着ていると似合うといわれることが多いです。本当は、ベージュや茶系が好きなんですけど着るとしっくりこないんですよ
美容室美容師さん:「○さんブルーベースだからですよ、


染めてる感じなのは好きではありません」
美容師さん:「わかりました」

上のやりとりですが、こうやって文字に書き起こすと美容師さんは私の希望を何も聞いてくれていないようです。笑。でも私は私で明確に決まっていない髪型のイメージを美容師さんがうまく聞いてくださるので「なりたい自分」「なりたくない自分」を伝えることができるので結果、美容師さんにセットしてもらった1日だけではなく毎日再現しやすい満足のいく髪型になるのです。

 

イエベとブルベで似合う髪の色は違う

イエベ、ブルベという言葉をご存知ですか?「紺やグレーの洋服が似合うと言われる人、シルバーのアクセサリがー似合う人はブルベ(ブルーベース)」、「ベージュ系や茶色、オレンジ色の洋服が似合うと言われる人、ゴールドのアクセサリーが似合う人はイエベ(イエローベース)」です。

 

 

ブルベに似合う髪色はレッドブラウン、ピンクベージュ、アッシュブラウン、グレージュなどです。


 

 

イエベに似合う髪色は、ゴールドブラウン、オリーブブラウン、オリーブベージュ(緑系の茶色)、マロンベージュ、チョコレートベージュです。



自宅でできる白髪染め、ヘアカラートリートメント

40代〜50代女性の大半が自宅で髪を染めています。30代のときは美容費を節約するためにホームカラーで染めていましたが自宅だと染めムラができ頭頂部のプリンが悪目立ちするので40代を過ぎてからは、美容室で染めるようになりました。50代になると白髪が伸びる速度が速まるのでカットに行くたびに「カラーしたほうが良いですよ」と言われます。カラーはお金も時間もかかるので行事(子供の運動会や参観日、職場の新年会)のイベントに合わせて予約を入れてもらっていますが1回染めたら一生白髪にならなければいいのにと真剣に思います。

 

白髪染めの頻度は、2ヶ月に1度程度なら頭皮への負担が少ないそうです。矯正パーマやストレート、デジパーをかけている人は、パーマとカラーの間隔をあけて予約を入れるようにすると良いみたいです。

 

 

自宅で染めるヘアカラートリートメント

 

シャンプーついでに自宅で染められるヘアカラートリートメントも色々売られています。ドラッグストアに行くと髪色見本と一緒に並んでいます。有名なのは、アートネイチャー(LABOMO)、ホーユービゲン(カラートリートメント)、スヴェンソン レフィーネ(ヘッドスパ・トリートメントカラー)ロート製薬(50の恵)、シュワルツコフ ヘンケル(サイオス)などです。ツヤ感を重視するならヘアカラートリートメントを選びます。

 

白髪が目立つ場合、色味が入りやすい白髪染めタイプを選びます。市販のものではホーユービゲン(香りのヘアカラー)ダリヤ(サロンドプロ)、花王(ブローネワンプッシュカラー、ブローネ泡カラー、シャイニングヘアカラー)、シュワルツコフヘンケル(サイオス)ホーユー(シエロムースカラー)などがあります。自宅で簡単に染まるタイプのもので髪ににごりが出る成分が配合してあると髪の毛の色がにごります。
一回くすんでしまうと元に戻すのに時間がかかります。また頻度が多いと髪の傷みも出やすくなるので注意が必要です。


白髪、茶髪、黒髪。中高年が似合う髪色

茶髪が流行していたのは、30年前の1990年代のこと。安室奈美恵がブームの火付け役でした。2000年代に入ると、花王アジエンス(ASIENCE)がアジアンビューティと東洋美をコンセプトに登場しました。そして資生堂TSUBAKIは「日本の女性は美しい」「日本の女性は、もっときれいになれる。」「艶が、よみがえる。」をキャッチフレーズに豪華な女優陣がCMに登場させました。仲間由紀恵 竹内結子 広末涼子 田中麗奈 上原多香子 観月ありさらが美しい黒髪をなびかせて颯爽と歩く姿はしびれました。第2弾は、荒川静香 相沢紗世 香里奈 森泉 吹石一恵 黒木メイサの6人。最近では水原希子・小嶋陽菜・蛯原友里・杏などが登場しておりTSUBAKIシリーズもかなり増えています。

 

「アムラー」がこぞって染めた茶髪から一転して「黒髪」=「美髪」という流れが出てきたのが2000年代です。当時は、茶髪が当たり前の時代で黒髪に戻す人は少なかったですが、2010年代に入ってからは髪色も二極化。同年代は「白髪派」「黒髪に近い茶髪派」「黄色に近い茶髪」の3パターンが多いです。先日同年代(50代代男性&50代女性)の仲間と会いました。男性の中には、髪の色を染めない主義の人もちらほらいました。女性は全員、若々しく見られたいこともあり髪染めや美容院で整えていました。

 

  • 50歳男性白髪+髪の毛の量普通:年齢よりも老けて見えた。
  • 65歳男性白髪+髪の毛の量普通:写真では白髪のせいか老けて見える
  • 50代男性黒髪+髪の量多め:写真でも実物でも若々しく見える
  • 50代男性黒髪+髪の量いつもより増えていた!笑w:いつも坊主がトレードマーク、どういうわけかいつもより髪の毛の量が増えていて写真でも実物を見てもいつもより若く見えた。

 

女性で白髪の人はゼロでした。

 

  • 50歳女性上品な茶髪+髪の毛の量普通+艶あり:上品な印象。
  • 55歳女性自然なこげ茶+髪の毛の量少なめ+艶無し:年齢相応
  • 50代女性黒髪に近い茶髪+髪の量多め+艶あり+ロング:写真では、圧倒的に若々しく可愛くみえる
  • 50代女性黒髪に近い茶髪+髪の量多め+艶なし+ショート:若々しくチャーミングにみえる
  • 50代女性暗めの茶髪+髪の量少なめ:実物は美しいのに写真写りが毎回悪いw年齢より若く見える
  • 50代女性かなり明るめの茶髪+髪の量普通:若く見られたいのだと思うけど見え方によっては元ヤン、実際の年齢より老けて見えた。
  • 50代女性かなり明るめ金髪に近い茶髪+髪の量普通:髪色は、似合ってはいたけど見え方によっては、髪の傷みやダメージが気になる。

 

艶や量、色で印象は変わります。

くろめヘアカラートリートメント

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