ストレスが溜まるとカチカチになる頭皮、髪を老けさせない方法

40代を過ぎてから髪が薄くなり白髪が目立つようになりました。髪の毛はシミのもとにもなるメラノサイト（色素細胞）が、髪を黒くするように指令を出しているため黒い毛が生えてきます。本来「髪は白い」のです。髪が白くなるのはメラノサイトが衰えたせい。髪を黒くする指令が出ないので元の白髪になっていくのです。メラノサイトが衰える原因は、無理なダイエットや加齢、家庭や職場でのストレス。年齢が若くても白髪が多い人がいる一方、50代60代なのに髪染め不要な人がいます。老けて見えるので白髪染めは、欠かせませんが何歳になっても若く見られたいものですよね。

ストレスが髪に与える影響

地震や災害、家族の死など激しいショックにさらされると白髪が増えます。マリーアントワネットが夫（ルイ十六世）と同じギロチン処刑を言い渡され一夜にして美しいブロンド髪が真っ白になった伝説があります。激しいストレスを受けたとしても髪が伸びるスピードは1ヶ月に2センチぐらいなので一晩で白くなるとは考えられませんが、ストレスは自律神経を通じて髪に影響を及ぼします。（画像元）

思い当たるストレス

私のストレスは、「お金（家のローン）」「仕事」、「職場での人間関係」でした。完済するつもりでローンを組んだのに勤めていた会社の倒産。転職先はパート従業員が多くシフトが少なくてめいっぱい働けませんでした。

旦那の給料とパート収入と同居している母親の年金で助けてもらいながらカツカツの生活をしていました。夢のマイホームに住んでいるの家計は火の車でした。

女性の多い職場だったため人間関係も難しく転職先も1年持ちませんでした。新しい職場は、家から遠くガソリン代が家計を圧迫しています。

ストレスに弱い人、強い人

人生においてストレスを100％排除することはできません。ストレスに強い人、弱い人は性格や気質、環境に左右されます。周りに不安を打ち明けて落ち着くタイプと人に相談しずに自分で抱え込む秘密主義タイプがいます。私は、隠すつもりは無いですが抱え込み自滅するタイプです。

他人にはパーソナルスペースを踏み込んでほしくないですし「話聞いて」と相談されれば親身になって聞きますが、自分自身の生活や家族のことを周りに打ち明けません。表面上誰とでも親しいのですが「隠し事が多い！水臭い」とたびたび言われます。性格は、変えられないので難しい問題です

思い当たりませんか？

自分や家族の入退院、親しい人や家族との死別、仕事の昇進・配置転換・転職や退職、家族や夫婦の揉め事など最近思い当たりませんか？あとは、更年期障害による年齢的なもの、睡眠不足（眠りが浅い）など生活リズムの乱れ、ストレスが溜まると何を食べても美味しく感じなくなったり、些細なことが気になって仕方がなくなります。つらい経験を乗り越えると「あのときがあったから成長できた」と感じたりしますが逆境を乗り越えた！と思えるのは今ではなく10年ぐらい先の話です。苦しいのは今、辛いのは今！お金が無いのは今！ともがき苦しまなければいけないのです。ストレス耐性を身につけていけると良いのですが疲れが溜まると頭もカッチカチになるので指の腹で優しくマッサージしてほぐすと多少は良いかもしれません。

美容師さんに頭皮マッサージをしてもらったときに「自律神経が乱れている人やストレスが多いとカチカチの石頭になるんですよ。頭皮をさわると分かります」と言われたことがあります。いらいらが多いと頭皮がガチガチになってしまうそうです。頭と顔は一枚の皮でつながっています。髪の状態と肌の調子は、イコールで結ばれるそうです。

毛細血管が消えるゴースト血管

手指や足の先にも血管が流れています。冷え性だと血流が悪く手や足の末端部分の毛細血管がゴースト化します。無理なダイエット（食生活）や運動不足、睡眠不足、日常的なストレスによって本来流れるはずの毛細血管が幽霊のように消えてしまうのです。「ゴースト血管」と呼ばれており20代でも30代でもゴースト化します。頭皮も同じように血流が悪いゴースト血管になります。さわったかんじもカチカチの石頭になります。頭皮の血流が悪いと薄毛や抜け毛・白髪の原因になります。ハンドマッサージで手指がほぐれるように頭皮も頭皮マッサージで血流血行を促す効果が期待できます。毎日シャンプーで頭皮マッサージを取り入れると良いですよ。

頭皮のゴースト血管化を防ぐには、食生活や日常生活の改善が不可欠です。シャンプーをするカチカチ石頭をほぐすことが大切です。薄毛や抜け毛が気になる方も育毛剤や育系のシャンプーを使うなら、頭皮を整えた方が効果が得やすくなります。

薄毛や抜け毛で頭がペチャンコになると老けた顔に見えます。前髪が後退していた！おでこが広くなっていた！と鏡を見てためいきをつくのは40代50代女性にはよくあることです。シャンプーをするたび髪の毛がごっそり抜ける人は髪の洗い方が間違っているのかもしれません。

間違ったシャンプーをしていませんか

美容師の子と親しくなり一緒に温泉に行ったのですが、自分の間違った洗い方を思い知らされました。私は、美容院で使うシャンプなら泡立ちが良くなるの？と聞いてみました。美容院ではサロン専売品のシャンプーを使っているものの低刺激で頭皮に優しいのはアミノ酸系のシャンプー。頭皮に脂が浮きやすい人はクレンジング系のシャンプーが良いそうです。市販のシャンプーはシリコンを大量に配合しているので髪がパサパサするのでノンシリコンシャンプー系のシャンプーを使うのも一案だそうですがノンシリコン系のシャンプーとセットのコンディショナーがシリコンタイプのことも多いので注意が必要なんだそうです。

ただ１ついえることは、間違った洗い方をしていたらサロン専売の高級シャンプーでも美髪にはなれません。私の間違えた洗い方をレクチャーしましょう。

 

髪全体を濡らして500円玉大ぐらいの量のシャンプーを直接髪につけています。洗髪、抜け毛が多い部分を抜けると困るので優しく洗いあげています。仕上げはコンディショナーをつけて3秒ほど洗い流して終わりです

さて問題です。どこが間違っているのでしょうか？

私の場合、髪全体に含ませる水の量が足りませんでした。頭皮の皮脂を洗い流すのは、シャンプーの役目だと思っていたので、泡立ちが悪いなと思いながら洗っていました。私のように脂性頭皮の人は、洗浄力が強いシャンプーを選ぶ前にお湯で頭皮の脂とホコリの汚れを落とすことが大切なんだそうです。皮脂を根こそぎ落とすタイプのシャンプーを使うと頭皮の乾燥によりフケや痒みの原因になります。

間違っているもう1つは、シャンプーの量でした。美容師の友人いわくセミロングならワンプッシュ、ロングなら2プッシュの量のシャンプーが最適なんだそうです。うちは、シャンプーを水で薄めて使っていましたが、ケチケチ生活はNGだったんですね！！

洗浄力が強いシャンプーより予洗いが大事

皮脂性頭皮の方も2度洗いより、最初に湯で水分を髪に含ませるのが重要で水がたっぷり含ませることが大事。同じシャンプーでもよく泡立つようになります。以来、私は徹底的に予洗いをしてからシャンプーをするようになりました。感覚的には、お湯だけで頭皮を指の腹でマッサージしながら皮脂を落としていくかんじです。

脂臭い頭皮になる理由

お湯だけで予洗いをするようになって気づいたことがあります。指の腹を使って頭皮をマッサージして指の匂いを嗅ぐと男の加齢臭みたいな臭いがするのです。オジサンの後ろに回ると臭いニオイが同じオッサン臭です。髪の毛は部屋や場所の臭いを吸着します。頭皮は、食生活が影響と女性ホルモンの減少による影響が大きいです。女性ホルモンが少なくなるとノネナールが発生しやすくなるんですね。頭皮臭も予洗いを十分にした上でシャンプーをすると改善しやすくなります。逆にいったら、予洗いをしないと高いシャンプーを使っても洗浄力が高いシャンプーを使っても改善できないですし意味がありません。