シャンプーで「髪を洗う」は間違っている

シャンプー＝洗髪と思っていました。文字でも髪を洗うと書きます。テレビCMでも長い髪のお姉さんが黒髪をつややかになびかせています。美容院で髪を洗うときは、顔にタオルをかけられて何も見えません。だから頭を洗われているのは、わかっていてもどのように洗っているかは分かりません。指の腹で頭皮をしっかり洗ってもらっている気がするし自宅のシャンプーより泡立ちが良い気がします。（音だけ聞いてるとワシャワシャと泡立ちが良さそうな音がします。）

日本ではシャンプー＝洗髪なので髪を洗うものと勘違いしている人が多いのですが元々シャンプーの語源はサンスクリット語の「champa」。マッサージという意味があります。泡立ちが悪いなと思いながら髪の毛をこするようにして泡立てていましたが、これまで洗い方の間違いに気づかずにいました。

日本人のほとんどが毎日お風呂に入り毎日髪を洗います。（お年寄りは、毎日ではなく1日おきだったりしますが）50代の私でも、毎日シャンプーをします。タバコの匂いが付くと気持ち悪いので2回〜3回洗うこともあります。毎日自分でシャンプーをｓるので間違っているとは思わなかったし自分の洗い方がずっと正しいと思っていました。

何年も何十年も同じ洗い方だったからです。頭皮からおっさんのような臭い が漂いはじめ悩んではいたものの年齢のせいだとあきらめていました。脂臭いおじさんと自分の頭と同じ匂いがするのでエレベーターや車の同乗はかなり苦痛でした。後ろに誰かが立つと女なのに頭の匂いが臭い。おばさんの頭臭いと若い人から思われたり言われているのではないか？？ヒヤヒヤ。

頭皮臭は加齢臭と同じで年齢のせいだから治らないと思いあきらめていました。当然髪が生えてくる土台となる頭皮環境のことなど考えたこともなかったです。

リリィジュを買うまで洗い方を間違えていた

リリィジュを買うまで完全に間違った洗い方をしていました。頭の匂いは気になっていましたが、髪の洗い方が間違っていたとは思いませんでした。以前の私は、少し髪を濡らしてシャンプーを泡立ててすすいで終わりでした。洗い終わるまでに3分程しか時間をかけていませんでした。皮脂の匂いが出るのも当然だったのです。頭皮にくっついた皮脂を落とす発想すら無かったのですから。

頭皮の皮脂は、時間の経過とともに酸化します。髪には、ホコリと雑菌が吸着します。汗をかくと頭皮はジメジメした湿気で菌が増殖します。髪が臭うというより頭皮が匂っていたんですね。今思うと十分な予洗いもしていませんでした。それどころか、泡立ちが悪いシャンプーと思っていたほどです。正しく洗えていないから頭皮に皮脂がべっちょりついていたようでシャンプー直後に指で頭皮を触って匂いを嗅ぐと脂っぽい匂いがしていました。

正しく洗えば頭皮臭も解消できる

正しい洗い方を覚え頭皮（皮脂）をしっかり洗とすように意識しました。モアっと匂っていた頭皮も指の腹で頭皮（皮脂）をこすっても嫌な匂いがしなくなりました。シャンプーは変えていません。洗い方を変えれば頭皮臭も解消できると実感しました。

頭皮環境はヘッドスパなどにお金をかけなくても自分で意識すれば改善できます。サロン専売品の高いシャンプー、市販のシャンプー、育毛スカルプ系のシャンプーいろいろなタイプがりますが、知っているつもり、分かっているつもりの洗い方を見直すことが実は大事です。

洗い方を直すのは、シャンプー選びよりも大事なことで高いシャンプーを買ったとしても洗い方が間違っていたら効果が期待できません。質の良いシャンプーを選びその効果を最大限に引き出したいなら正しい洗い方を覚えることが大切です。